花粉症による目のかゆみ

目のかゆみの代表的なものといったら、花粉症ですね。
花粉症とは、花粉が原因でおこるアレルギー性結膜炎という病気です。

目のかゆみのほか、目の充血、少し粘り気のある涙のような目やに、
目の腫れ、涙がでる、まぶたの裏にできものができる、くしゃみ、
鼻水・鼻づまりなどの症状があります。

花粉症というと、春先から梅雨前ぐらいまでの季節になるものと
お思いの方もいらっしゃるでしょうが、花粉症は一年を通して起こり
うる症状です。

スギ・ヒノキが主な花粉症のアレルゲンではありますが、それ以外にも
春は、ネズ・シラカバ・サワラ・クヌギ・イチョウ・マツなど
夏は、カモガヤ・オオアワガエリ・ガマ・イネなど
秋は、ブタクサ・ヨモギ・セイタカアワダチソウなど
冬は、ハンノキなど

このほかにも、ユリやバラなどの花の花粉など、現在確認されている
だけで80種類以上もあるそうです。

自分がどの花粉のアレルギーかは、病院で血液検査や皮膚検査などで
調べることができます。

花粉アレルギーの種類がわかったら、その花粉が飛び目のかゆみや
くしゃみなどの症状がでる半月ぐらい前から、抗アレルギー用目薬や
内服薬などを使用して、花粉症の症状を和らげることが可能です。

花粉症の症状がひどく、目のかゆみが耐えられないようならば、
眼科を受診してください。

花粉症対策としては、
コンタクトレンズではなくメガネを着用する。
外から部屋の中に入る前には、花粉を落としてから入る。
帰宅後は、手洗い・うがい・洗顔・洗眼をする。
などが有効です。

基本的な事ですが、有効な処置ですので、試してみてください。