病気による目のかゆみ
目のかゆみが症状として出る病気は、数多くあります。
アレルギー性結膜炎・ウイルス性結膜炎・細菌性結膜炎・ものもらい・
プール熱・・・などなど。
なかでも、日本人の患者数がもっとも多いとされている目の病気は、
アレルギー性結膜炎です。
アレルギー性結膜炎は、花粉症などのアレルゲンによって
引き起こされる病気です。
花粉症に悩まされている方も多いと思いますが、花粉症はれっきとした
病気なのです。
花粉のほかに、ハウスダストや、動物の毛、化粧品、薬品、
食べ物などでもおこります。
「目のかゆみに、食べ物が関係するのか?」
と不思議に思うでしょうが、食べ物のアレルギーでも目のかゆみは
引きおこされます。肌にかゆみやブツブツなどがおこるのと同じです。
アレルギー性結膜炎に限らず、目のかゆみや充血、大量の目やに、
腫れなどの症状が発症した場合、速やかに眼科を受診するようにしましょう。
眼科で、何が原因で、何の病気で目のかゆみが起きているのかを
ハッキリさせて、治癒していくことが大切です。
目のかゆみや充血などの対処として、洗眼や目薬の点眼があります。
しかし、洗眼をやりすぎるのも目を保護している涙が洗い流されてしまい、
逆効果な場合もありますのでほどほどにしましょう。
そして、目がかゆいからといって、目をこすりすぎないようにしましょう。
目をこすることにより、手や目のまわりにに付着したばい菌や
アレルゲンを目に入れてしまって目のかゆみが悪化したり、眼球に傷を
つくってしまう可能性もあります。
目は大変デリケートな部分です。
目のかゆみなどのSOS信号をきっちりと自分で受信して、視力低下や
失明などの危機を避けるようにしましょう。